技術紹介

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技術紹介 No.5
ー軽い開扉力と重厚感の両立ー
全面装飾の
スチール製横引き重量扉

滋賀県彦根市「彦根キャッスルリゾート&スパ」

 

ご依頼から施工まで

設計者様からのご依頼

地元の老舗ホテル内の高級鉄板焼きステーキレストラン。ビジネスの接待にも有効な格式高い和風のイメージがコンセプトで、先方はデザイン性にもかなりウェイトを置いておられました。通路、及び店内のスペースには限りがあったため、場所を取らない横引き扉がご希望でした。
  • はじめに先方から頂いた平面図や立面図。当初は装飾性の少ないフラットなデザインでした。ここからイメージを発展させていきます。

弊社からの提案

方向性の決定
提案図やスケッチを用いて、方向性を定めていきます。
  • この段階で店名が「鳳凰」に決定。高級な和風レストランを表現するため、孔雀の羽をデザインのモチーフとしましたが、幾何学模様に偏らないよう、孔雀の胴体から羽が広がってゆくイメージを提案しました。また店内が望め、遮音性を高める目的からガラス仕様とし、さらに女性や老人でも軽く開けられるよう、この段階ですでにスライディングクローザの採用を提案に入れています。
  • ▲日東工器のスライディングクローザ。

詳細の打合せやりとり

設計者様からのチェックバックなどを経て、細部を一つひとつ決定していきます。
扉に組み込むアイアンパネルは30kg程度と予想され、ガラスなどを含めた一枚の扉の総重量がこの時点では80kg程度になると見込まれています。 車椅子なども考慮し、自閉式でも完全に開いた状態で止まるか確認する旨を記載しています。
 

最終決定

製作図面の作成

最終決定した内容を製作図面に落としこんでいきます。
  • 孔雀の胴部を構成する5枚の鉄板をレーザーで切り出し、製作します。
 
現地で実測した内容を反映。決定した内容をもとに、各部の詳細を明らかにしていきます。

製作・施工

製作図面をもとに自社工場で製作し、設置まで当社が行ったため、業務進行担当者が同行し作業者に指示をしています。

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